約 2,978,282 件
https://w.atwiki.jp/nasidesu/pages/13.html
書け
https://w.atwiki.jp/neetura2/pages/1268.html
ウェルカムトゥ二郎ワールド
https://w.atwiki.jp/wiki6_ra-men2/pages/37.html
兄から珍しい物を見つけたからあげると言われ、貰ったインスタントラーメン2種。 一つ目は「サッポロ一番みそラーメン」の40周年記念限定品。もう一つは「明星チャルメラ」のこれまた40周年記念限定品。まずは両方ともそんなに前から売っているは驚きです。 サッポロ一番の方はパッケージングからして、ちょっと高級な感じは受けます。(ビニールではなく、紙っぽい袋に入っている) 麺も通常品と違い、ノンフライ麺。スープも通常では粉末スープしか付いていないが、限定品は粉末と液体2種類入っています。 液体スープは何種類かの味噌をブレンドした特別な味噌とのこと。 兄の話では醤油と塩の限定品もあるらしい。 チャルメラの方は麺自体は通常品と同じで、パッケージングの通り、佐野実氏プロデュースのスペシャルスパイス入りとのこと。スパイスにはカツオ粉などがブレンドされているらしい。 完成図。(焼豚が入っている方がサッポロ一番) サッポロ一番は、確かに味はサッポロ一番みそラーメンなのですが、麺がノンフライなせいもあってか、上品な感じになっています。 チャルメラの方は、スパイスを混ぜないで食べると、通常品とまったく同じですが、やはりスパイスを混ぜるとかなり味が変化します。 混ぜると、スパイスに入っているカツオ粉の風味が際立ちます。 ついでに最近はインスタントラーメンを作るのに、こちらまた兄から貰った、チキンラーメン専用の土鍋を使ってアツアツで食べるのがマイブームです。 兄の話では、サッポロ一番しおラーメンの限定品もなかなかいいとの話なので、売っているのを発見したら、そちらも食べてみます。 by hiro 佐野実のイメージって初めてTVで見たときは無口で怖い頑固親父だったのが、今はTVにも良く出る人になったなと言うのが実感ですそんでもってチャルメラですか?自分のこだわりってどこ行ったのかな? -- 熊ちゃん (2006-02-01 22 13 36) インスタントもそれなりに好きです。自分は晩酌するので夜は飯は食いませんが、たまにラーメンとかは食べちゃいます。白菜、ネギを入れた湯豆腐が好きなので、毎日食べていますが、たまたま貝柱の干したのをいただいたので、柔らかくして食べようとその湯豆腐に入れてみました。なんのことはない、出汁になったんですね。あんまり旨そうなので、麺職人にスープを入れて食べたらこれまた旨いこと。インスタントであろうが無かろうが旨いもんは旨い。昆布と野菜出汁、おまけで貝柱が加わったんです。酒呑んだ後のラーメンは何でも旨いとの噂は忘れてください。 -- JIJI (2006-02-02 20 21 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/raumendamasii/pages/233.html
中国・四国ブロック(第17回) 北海道・東北ブロック(第17回) 関東ブロック(第17回) 中部ブロック(第17回) 近畿ブロック(第17回) 九州・沖縄ブロック(第17回) 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 香川県 徳島県 愛媛県 高知県 鳥取県 名前 ミッション内容 報酬 タイプ 備考 困った時は・・・【50Pt】 以下の条件を達成・もやし系具材を誰かにプレゼント・キロガチャを5回回す・50,000キンカ使う 男のわかめ×610 誰プレガチャキンカ かつえ?【50Pt】 山陰の宝!モサエビ刺身盛りを使用し、以下の条件を達成・醤油系スープ使用ラーメンを作成・豚骨系スープ使用ラーメンを90杯作成・味噌系スープ使用ラーメンを200杯作成 野菜で作った笹飾り×599 ラーメン作成 山陰の宝!モサエビ刺身盛り→高知 妖怪がいっぱい【200Pt】 太麺系麺、メンマ系具材、因伯牛の絶品しぐれ煮使用ラーメを300杯作成 下関直送!絶品フグのたたき×310 ラーメン作成 ◯◯スタンド!?【200Pt】 岩美産ばばちゃんの煮付けを使用した、売上110以上のラーメンを300杯作成 説話の森でとれた鮭姿切×399 ラーメン作成 島根県 名前 ミッション内容 報酬 タイプ 備考 修行の基本【50Pt】 即席系スープを600杯完成 嵐を呼ぶメンマ×610 スープ作成 日本最強のパワー【50Pt】 即席系スープ、太麺系麺、嵐を呼ぶ系具材使用ラーメンを300杯作成 周防大島のみかん鍋用みかん×310 ラーメン作成 嵐を呼ぶ系具材→島根 青に濡れる【50Pt】 醤油系スープ、松江藩発祥スズキの奉書焼きを使用し、以下の条件を達成・細麺系使用ラーメンを作成・中太麺系使用ラーメンを90杯作成・太麺使用ラーメンを200杯作成 高知の県民食!?ぼうしパンバーグ×310 ラーメン作成 松江藩発祥スズキの奉書焼→広島 別名:フカ、ワニ【200Pt】 塩系スープ、島根のごちそう!ワニの刺身を使用した、うまさ110以上のラーメンを300杯作成 生きな車エビの塩焼き×310 ラーメン作成 岡山県 名前 ミッション内容 報酬 タイプ 備考 懐かしの服【50Pt】 以下の条件を達成・リボンタイ付ブレザーに着替える・鶏ガラとつくスープを300杯完成 良質豚バラチャーシュー×310 スープ作成 江戸の街並み【50Pt】 鶏ガラとつくスープ、豚バラーチャーシュー系具材使用ラーメンを300杯作成 うまカワ水菜×310 ラーメン作成 豚バラチャーシュー系具材→岡山 天然記念物の味?【200Pt】 醤油系スープ、水菜系具材、じっくり煮込んだ岡山のアミ大根使用ラーメンを300杯作成 周防大島のみかん鍋用みかん×310 ラーメン作成 豪邸探訪【200Pt】 岡山産千両なすの煮びたしを使用した、うまさ100以上のラーメンを600杯作成 説話の森のフルーツ盛り×699 ラーメン作成 広島県 名前 ミッション内容 報酬 タイプ 備考 日本の中心・広島【50Pt】 味噌系スープを600杯完成 小悪魔温泉玉子×610 スープ作成 常に昇る魂【50Pt】 味噌系スープ、ちぢれ麺系麺、温泉玉子系具材使用ラーメンを300杯作成 松江藩発祥スズキの奉書焼×310 ラーメン作成 うわさの呉【50Pt】 真夜中系スープ、中太系麺、広島記念!もみじ肉まんじゅう使用ラーメンを300杯作成 高知の県民食!?ぼうしパンバーグ×310 ラーメン作成 広島記念!もみじ肉まんじゅう→香川 アイアンホエール【100Pt】 塩系スープ、細麺系麺、呉の定番!メンタイのフライ使用ラーメンを300杯作成 野菜で作った笹飾り×599 ラーメン作成 山口県 名前 ミッション内容 報酬 タイプ 備考 鎮魂の塔【50Pt】 ちぢれ麺系麺、アサリ系具材使用ラーメンを300杯作成 ヘブンズカイワレ×310 ラーメン作成 龍の蔵【100Pt】 塩系スープ、男とつく具材、周防大島のみかん鍋用みかん使用ラーメンを600杯作成 説話の森のフルーツ盛り×699 ラーメン作成 周防大島のみかん鍋用みかん→島根、岡山 八艘彼方へ【200Pt】 その他系スープ、下関直送!絶品フグのたたき使用ラーメンを600杯作成 浜名湖直送!うなぎの蒲焼き×699 ラーメン作成 下関直送!絶品フグのたたき→鳥取、? 雌雄決す?【200Pt】 カイワレ系具材、濃厚絶品!萩の天然ウニ使用ラーメンを300杯作成 浜名湖直送!うなぎの蒲焼き×599 ラーメン作成 香川県 名前 ミッション内容 報酬 タイプ 備考 水は水でも【50Pt】 塩系スープを600杯完成 キラメキハマグリ×610 スープ作成 宵越しの銭【50Pt】 塩系スープ、細麺系麺、ハマグリ系具材使用ラーメンを300杯作成 聖なるカニ爪×310 ラーメン作成 ハマグリ系具材→香川 ファイブカラーズ【50Pt】 カニ爪系具材、小豆島産オリーブ使用ラーメンを300杯作成 広島記念!もみじ肉まんじゅう×310 ラーメン作成 カニ爪系具材→香川小豆島産オリーブ→徳島 空海=弘法大師【200Pt】 豚骨系スープ、太麺系麺、香川特産葉ごぼうのきんぴら使用ラーメンを300杯作成 呉の定番!メンタイのフライ×310 ラーメン作成 徳島県 名前 ミッション内容 報酬 タイプ 備考 度胸試し【50Pt】 わかめ使用ラーメンを100杯作成 卵黄×210 ラーメン作成 オオボケ【50Pt】 醤油系スープ、卵黄系具材使用ラーメンを200杯作成 徳島名産フィッシュカツ×310 ラーメン作成 卵黄系具材→徳島 始まりの寺【50Pt】 徳島名産フィッシュカツ使用ラーメンを300杯作成 大量!徳島原産すだちの輪切り×310 ラーメン作成 徳島名産フィッシュカツ→徳島 廃墟?喫茶店【50Pt】 大量!徳島原産すだちの輪切り使用ラーメンを300杯作成 小豆島産オリーブ×310 ラーメン作成 大量!徳島原産すだちの輪切り→徳島 愛媛県 名前 ミッション内容 報酬 タイプ 備考 坊っちゃんの地【50Pt】 塩系スープ、太麺系麺、チャーシュー、焼海苔、岩塩系具材使用ラーメンを300杯作成 げんこつ焼き肉×310 ラーメン作成 湯の守護神【50Pt】 即席系スープ、中太系麺、焼き肉系具材使用ラーメンを300杯作成 宇和島の郷土料理福めん×310 ラーメン作成 ホトトギスの故郷【50Pt】 キラメキ系具材、宇和島の郷土料理福めん使用ラーメンを300杯作成 土佐の一本釣り!かつおのたたき×310 宇和島の郷土料理福めん→愛媛 龍が臥せる処【100Pt】 醤油系スープ、いきな車エビの塩焼き使用ラーメンを300杯作成 説話の森でとれた鮭姿切×399 ラーメン作成 高知県 名前 ミッション内容 報酬 タイプ 備考 月の名所は…【50Pt】 その他系スープを600杯完成 ロイヤルアサリ×610 スープ作成 坊さんかんざし買うを見た【50Pt】 その他系スープ、太麺系麺、ロイヤル系具材、土佐の一本釣り!かつおのたたき使用ラーメンを300杯作成 山陰の宝!モサエビ刺身盛り×310 ラーメン作成 土佐の一本釣り!かつおのたたき→愛媛 カッタンコットン【50Pt】 即席系スープ、中太麺系麺、高知の県民食!?ぼうしパンバーグ使用ラーメンを600杯作成 説話の森でとれた鮭姿切×699 ラーメン作成 高知の県民食!?ぼうしパンバーグ→島根、広島 伝統を世界へ【200Pt】 醤油系スープ、超高級!土佐の天然クエ鍋の具使用ラーメンを600杯作成 浜名湖直送!うなぎの蒲焼×699 ラーメン作成 上へ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/7283.html
582 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/11/30(土) 13 14 30.62 ID ??? 1/3 街が夕暮れに染まる頃、会社帰りのアムロは一軒の屋台を見つけた。 のれんを見るとどうやらラーメン屋らしい。 家族との夕食の前に軽く食べていこうとアムロはのれんをくぐった。 男A「はい、いらっしゃい」 屋台の中の椅子ではそれぞれシンとルナマリアが座ってラーメンを食べていた。 カウンターの奥には二人組の従業員らしき男が立っているのが見える。 アムロはシンの隣の席に座ってラーメンを注文した。 シン「いただいてます」 ルナマリア「こんにちは」 そう言うと二人はまたラーメンに没頭し始めた。 その間、従業員の男の一人はやれ美人だとか 歯が浮くようなことをシンとルナマリアに言っている。 アムロ(ラブホテルよりましか。二人でラーメンってのは……。 いかんいかん、最初にラブホテルという発想はよくないな) シンもルナマリアも食事を終えてアムロにあいさつすると帰って行った。 待ちくたびれたアムロは出されたラーメンを一口食べて……。 アムロ「う、うまい! これは苦労に苦労を重ねた熟練の味!?」 男A「いいえ、一週間前に屋台を開店したばかりですよ」 アムロ「あれ? おかしいな」 男A「ニュータイプのアムロさんでも失敗することがあるんですね」 アムロ「……なぜ俺の名前を一言も言ってないのに知ってるんだ!?」 583 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/11/30(土) 13 16 41.39 ID ??? 2/3 男A「ハハハ、アムロさんにいっぱいくわせたぞ!」 男B「『いっぱい』と『ラーメン一杯』をかけてるのか?」 男A「誰もそんなことを言ってない……! 失礼しました」 それからこの男二人組は身の上話を始めた。 ラーメンをすすりながらアムロは一部始終を聞くことにした。 男A「自分達はなかなかいいところに雇ってもらえなくてね。 最初はニュータイプだ、なんて嘘を言ってなんとか就職しようとしても 誰にも信用されなかったんですよ。 その後、露天商でイヤリングやブローチなんかを売ったり 街角でインチキ占い師等をしながら頑張って生きてきたんです。 そうしたらね……」 アムロ「いろんな苦労を重ねてきたと。そうしたら?」 男A「たくさんの人に会って話をして気がついたらこの街のことに詳しくなってました。 あれだけニュータイプになりたかったのに、 いつの間にかそういう人達よりも口コミで街のことをよく知っているかもって……。 まあそれはニュータイプのアムロさんの目の前で言うことではないですけど」 会社員の身としてアムロは苦労したという二人組の気持ちは痛いほどわかった。 家族を路頭に迷わすことはさせたくない。 一週間前の屋台開店でもラーメンが熟練の味の様に感じるのは 二人組の苦労によるものかもしれなった。 アムロ「失礼ですがお名前は? あまりこの街では見たことのない顔のようですが」 男A「俺達の名前ですか。我らは二人で一つですよ。『赤い二連星』っていうんです」 584 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/11/30(土) 13 19 25.83 ID ??? 3/3 赤い二連星! 黒い三連星に名前が似ているこの二人は確かに赤い二連星に間違いなかった。 赤い二連星A「さまざまな職業やってる間に口も少々上手くなって。これも経験です。 もっともそれを自分で言うことでもないですが」 アムロ「そうか。赤い二連星、いたな。いた」 赤い二連星A「先ほどのお客様のシンとルナマリアが結婚したら赤い二連星の名を継いでもらわないと。 そして俺達とチームを組んで赤い四連星!?」 アムロ「シンとルナマリアが結婚する可能性はあるが赤い二連星にはならないと思うぞ……」 と、ちょうどアムロが食べ終わった時に客が二人入ってきた。 シャギア「ラーメン2つだ」 オルバ「僕の方はチャーシュー多めでね」 アムロは小銭を数え代金を払うと屋台を出た。 アムロ「いやあ、今日はいいものを見たな」 正直、ラーメン屋台はすぐにつぶれてしまうかもしれない。 しかしニュータイプにこだわらなくとも大丈夫なあの二人組ならたくましく生きていくだろう。 そう思いながら、そしてあたたかいラーメンを食べてほかほかになったお腹をさすりながら アムロは家路についた。
https://w.atwiki.jp/2rou/pages/246.html
imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DSC00416 (2).JPG) ラーメン二郎 前橋千代田町店 お知らせ:wikiのメニュー構成を変更しました 店舗に投票できるようにしました 1人一票です 各店舗にコメント欄を設けました 住所 群馬県前橋市千代田町4-12-3 休み 定休日 月曜(月曜が祝日の場合も休み) 営業時間 10 30~14 30 17 00~20 00 メニュー 小ラーメン 750円 小豚ラーメン 860円 大ラーメン 860円 大豚ラーメン 960円 前橋千代田町店のラーメンの写真をお持ちの方はアップロードをお願いします トッピング ニンニク、ヤサイ、アブラ、カラメ テーブル小物 ブラックペッパー 麺 固めのやや細い平打ち麺 他店舗の直系と比べ、麺量は少ない ぶた 厚みがあり、味付けはしっかりしている スープ 乳化で少し甘め ヤサイ もやし6 キャベツ4 群馬だからなのか、キャベツ多め ニンニク 辛くなく、粒も普通 ブレ 小さい その他 公式twitter 新小金井街道店出身の店主(大久秀之氏)により2019年10月27日に開業予定。 前橋市長である山本龍氏のツイートによって出店予定が明らかになる。なお山本氏は有名ラーメン店とだけ認識しており、二郎が何であるかさえ知らなかった模様。 オリオン通りというシャッター街にポツンとある。
https://w.atwiki.jp/wiki9_ra-men/pages/1008.html
%83%89%81%5B%83%81%83%93%83V%83%87%83b%83v%95%BD%90%F2_%82%CB%82%AC%89%96_001.jpg ネギ味噌を食べようと思っていったんですが、新作メニューとして塩が出たのでネギ塩ラーメンを 味噌と違ってスープはまろやかでおいしいです 2006/08/12 119杯目 ネギ塩ラーメン 590円 住所 岩手県西磐井郡平泉町平泉字樋ノ沢11-4 TEL 0191-46-3756 営業時間 6 31~15 00 定休日 日曜日 駐車場 有 by 熊ちゃん 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/25438/pages/863.html
月曜日授業中・・・ 先生「で、ありますから、xの値の変化を h=b-a とおけば、 b=a+h」 澪「あの梓がラーメン街…」ブツブツ 先生「したがって、yの値の変化はf(a+h)-f(a)となり…」 澪「あの梓とラーメン専門店街で出会うなんて…」ブツブツ 和「?」 和(澪どうしちゃったのかしら?) 澪(あの梓が一人でラーメン、あの梓が一人でラーメン、あの梓が…) 先生「では、はい!ここの問題を…秋山さん!解いてくれる?」 澪(あの梓が鶏ガラ背脂醤油、あの梓が鶏ガラ背脂醤油、あの梓が…) 先生「秋山さん?」 和「(ちょっと、澪!?)」 澪(あの梓が…) 先生「秋山さん!!!」 澪「ひゃっ!!ひゃい!!」ガタン 先生「秋山さん!ボッーとして…来年は受験生ですよ?」 澪「あ…ぅ…すみません」ショボン 和「………?」 ホームルーム・・・ 担任「最近、下校時間帯に不審者出没が多いので、部活動で遅くなる生徒は…」 澪(早く終わらないかな…)ソワソワ 澪(あぁ!ダメだ!梓とラーメンが気になって、いてもたってもいられない!)ソワソワ 澪(早く部活に行きたい!梓に会いたい!)ソワソワ 和(澪?) 担任「本日の連絡は以上です。それではみなさん部活動がんばってくださいね。部活の無い人は速やかに家へ帰るように」 澪(よっしゃぁ!キタァ!)ガタッ 和「…」ポカーン 和「ぷっ、ふふっ」 澪「あ、え…;?なんだ和…な、なにか可笑しかったか?」 和「ふふふっ。あ、ごめんなさい。その…澪がボーっとしてたり、ソワソワ落ち着きが無かったり、なんだか面白いなって」 澪「え、あ…いやぁ…///」カァァ 和「ごめんなさいね。急いでたんでしょ?」 澪「あ、あぁ!そうなんだよ。じゃあまた明日な、和!」 和「部活頑張ってね」 部室・・・ 澪「はぁ!」バタン!! 律「………」パチンッ 紬「………」パチンッ 澪「………」 澪「…はぁはぁ……よ、よう」 律「お、澪~」パチンッ 紬「澪ちゃんいらっしゃい♪」パチンッ 澪(律とムギだけか…)ハァハァ… 澪(よくよく考えたら、梓と会ったとして何を話すんだ?) 澪(日曜日にラーメン街で出会った事なんて話してもなぁ…) 澪(はぁ~………何をソワソワしてたんだ私は…) 唯「おいっす!みんな!」ガチャ 澪(っていうか、一人でラーメン街にいた所を目撃されてすんごく恥ずかしかったのに…) 澪(その話をまた蒸し返すみたいで、日曜日の事に触れるのはむしろこっちが嫌だよ!) 梓「こんにちわー」ガチャ 澪(でも、やっぱり気になるなぁ~…) 澪(なんてったって、ラーメン街で出会ったのは“あの”梓だもんな~) 唯「あ、あずにゃ~ん」 澪(梓は親を待っていたわけだけど、お昼を済ませるならほかにいくらでも選択肢はあるだろ) 澪(どうしてわざわざ10階のラーメン街に来てラーメンを食べていたんだ?) 梓「?」 澪(そりゃぁラーメンが好きだからだろうけど…あぁ!もう気になってしょうがない!!) 梓「澪先輩?」 澪「へっ!?ひゃぁぁぁぁ!」 澪「はい!はいはい!なんでしょうか!?」ガタン! 澪「ぁ………」 梓「あ~……」 律「ブフwwどうしたんだ澪?」 紬「澪ちゃん、考え事?」 唯「そうなの!?私たちでよければ相談に乗るよ!!!」 澪「え…ぁ…そのぉ…///」 律「なんかおかしいぞ~?最近。和も近頃澪が変だって言ってたし」 紬「学校で何かあったの?澪ちゃん…」 澪「い、いやなんでもない!!そんなことより練習だ!練習!!!」 唯「あ~ちょっと待ってぇー!ケーキまだ食べてるとこだから」 梓「………」 下校・・・ 律「でさでさぁ~その時さわちゃんがさぁ~…」 澪「ははは、なんだそれww」 唯「じゃ!ここらへんで、また明日ね~!」 紬「また明日~」 律「おう!じゃあなみんな」 澪「うん。また明日」 梓「おつかれさまでした」 テクテクテク 澪「………」 澪(梓…) 澪「よしっ!」ダッ 澪「梓~ちょっと待ってくれ!」タッタッタッ 梓「?」 澪「はぁ…はぁ…」 梓「どうかしましたか?澪先輩」 澪「ハァハァ…」 澪「ハァ………」 澪「………ッ!」 澪「梓!」 梓「は、はい!;」 澪「今週の土曜日、私と一緒にラーメン食べに行かないか!?」 梓「………!」 澪「………」 梓「ふぇ……」 澪「………」 梓「澪…せんぱい…」 澪「ぇ…ぁ…いや…その…///」 澪(や、やっちまったか…?) 梓「澪先輩ッ…」パァァ 澪(!?梓がとんでもなく笑顔だ!こんな梓見たの初めてだ…) 梓「はい、行きますッ」ニコニコ 澪(は、ははは。や、やった…) 澪「じゃ、じゃあ…土曜日、街の方に食べに行こうな!」 澪「私、ウマい店いっぱい調べておくから!!」 梓「はい!」ニッコリ 澪「じゃあ今日はこれで、また明日な梓」ドキドキ 梓「はい。おつかれさまでした!」 秋山宅、澪の部屋・・・ 澪「………」ソワソワ 澪「………」ドキドキ 澪「かぁぁぁ~!///」ジタバタゴロゴロ! 澪(勢い余って、梓をラーメンに誘っちゃった…///) 澪(今思い返すと、すごく恥ずかしい誘い方だった気がする…) 澪(いきなり駆け寄ってきて…“ラーメン食べに行かないか!?”って……) 澪(なんだか死にたくなってきたぞぉぉぉ~!!)ジタバタゴロゴロゴロ! 澪「ぐへぇッ!」ゴツンッ 澪「………」パタン 澪(でも梓のあの顔…すごく嬉しそうだったなぁ) 澪(やっぱりラーメンが好きなのかなぁ…) 澪(いや、梓は普段ダルそうにしてて暗い感じだから、あんまりお出かけとかに誘われた事なくて…) 澪「ん~わかんないや」 澪「よし!」ガバッ 澪「さっそくネットで街の美味しいラーメン屋を調べまくるぞぉ!」カチャカチャ 土曜日・・・ ガヤガヤ 澪「………」 澪(駅の中央改札口前、地下へのエスカレーターの前で待ち合わせって言っておいたけど…) 澪(ちゃんと場所わかってるのかなぁ?) 澪(あの梓の事だから、どこかで迷ってるとかありそうだなぁ…) ガヤガヤ 澪(遅いなぁ…梓。いや、私が早く来過ぎなだけか。まだ時間まで20分ある) 澪(来なかったらどうしよう…) 澪(お腹すいたなぁ…) チョンチョン 澪「!」 澪「梓!」ガバッ 梓「澪先輩こんにちわ」 澪「あぁ梓…よかったぁ…」 梓「?」 澪「あ、いや。別に」 梓「待ちましたか?」 澪「いや全然!っていうかまだ待ち合わせ時間になってすらいないじゃないか!ははは」 梓「ふふっ」 澪(無表情だけどちょっとだけ笑った…カワイイ…) 澪「っていうか、梓はメガネかけてたっけ?」 梓「学校ではコンタクトですけど…家とか休日は眼鏡かけてます…」 澪「そうなんだ(眼鏡の梓もかわいいなぁ…)」 澪(真っ赤な色のセルフレーム。少し角ばったデザインでいつもと印象が全然違う…) 澪(まぁ、どことなくダルそうなのは変わらないんだけど…) 澪「さて、どこ行こうか?場所はいろいろ調べてあるんだけど」 澪「それともラーメンの前に何か服でも見に行こうか?せっかく街に来たんだし」 梓「はい、澪先輩とならどこでも…でも、お腹がすきました」 澪(ちくしょう…うれしい事言ってくれるじゃないか。それはさておき、私もお腹ペコペコだ) 澪「じゃぁさっそくラーメン食べに行くか!」 梓「はい」 澪(やっぱり“ラーメン食べに行く”って誘ったから、お腹を空かせた状態で来たのかな?) 澪(嬉しいねぇ…ふふふ) ・・・ 澪「初っ端から結構歩かせてしまってごめんな…」テクテク 梓「いえ…散歩は大好きだから大丈夫です。それに…あんまりお出かけしたこと無いので…その…新鮮です」テクテク 澪「そうか。それはよかった」 梓「あと、バスとか電車だと…どうしても眠くなっちゃって…」 澪「な、なるほどなぁ…(いつもの調子で居眠りしてしまうのかな?よく乗り過ごしてそう…)」 澪「あ、水族館だ。そういえばここにできたんだったなー」 梓「へぇ。魚…いっぱいいるですか?」 澪「あぁ。なんでも、“内陸型水族館”としては日本最大級らしい。もうすぐ開館して一年経つのかな?」 澪「街の真ん中だから海辺の水族館と比べると規模は小さいけど、ちょっとした気分転換とか、休憩にはちょうどいいスポットだと思うよ」 澪「あ…」 澪「そのぉ………」ドキドキ 澪「…こ、今度二人で行ってみるか?」 梓「はい。ゆっくりできる所は大好きです」 澪(ふぅ~…なんで後輩との会話にこんな心臓バクバクさせてるんだ…おかしいぞ私) 澪(後輩なのに“動悸”ってwwwwブフww) 梓「?」 ・・・ 澪「着いた。ここだここ」 澪「やってるみたいだな。(実は前来てみたら定休日で休みだった)」 澪「勝手に店選んじゃったけど、大丈夫だった?」 梓「はい。私、どこに何があるのか全然知らないので」 澪「そうか。じゃ、入ろうか」ガチャ 店員「いらっしゃいませー!何名様でしょう?」 澪「二人です」 澪(ほぉ喫茶店みたいな内装だな。昔はそうだったのかな) 澪(店内に足を踏み入れた瞬間、麺を茹でている匂いに包まれる…これだよ、これ) 店員「テーブル席の方へどうぞ」 澪(ラーメン屋の割には広々とした空間の使い方だな。座席をそんなに詰め込んでない) 梓「わ~……」キョロキョロ 澪(ちょっと緊張してるのかな?梓) 澪(さて、どんなメニューがある?ここは魚介系だと聞いていたが) 澪(塩系と醤油系…塩の方がメインなのか?) 澪(じゃあ塩系の“特選拳ラーメン”ってのにしてみようかな?) 澪(ふむふむ) 澪(ん?なんだこれ…) 澪(“牡蠣塩ロックつけ麺”!?) 澪(牡蠣…牡蠣がつけ麺のつけ汁に入ってるのか?) 澪(絶対ウマいだろこれ…) 澪(ど、どうする!?初めて来る店では極力主力メニューを頼みたいが…) 店員「ご注文の方お決まりでしょうか~?」 澪(どどど…どうする!?) 梓「澪先輩…?」 澪「あ、ええと…牡蠣塩ロックつけ麺、チャーシューと煮玉子追加で!」 店員「はい。牡蠣塩ロックつけ麺、チャーシューと煮玉子追加ですね」 梓「…」 梓「あ…私は塩系の“塩釜チャーシュー麺”をお願いします」 店員「塩系の塩釜チャーシュー麺ですね」 澪「あ、あとご飯もお願いします!」 店員「かしこまりました」 澪(ラーメン食べに行くって言っておきながら、いきなりつけ麺頼んじゃった) 澪(まぁ別にいいんだけど) 梓「あの、澪先輩…お水どうぞ…」コポコポ 澪「あ、すまん梓」 澪(気が利くなぁ梓…うぅ、梓と初めての食事だってのに) 梓「………」ボー 澪(でも相変わらず眠そうだな) 澪(学校の時とはまたなんだか違う感じがするんだけど) 店員「お待たせしました。塩釜チャーシュー麺と、牡蠣塩ロックのチャーシュー煮玉子、ご飯です」 澪(おぉ!来た) 澪「いただきます」 梓「いただきます…」 澪(へぇ~、なんだか変わった感じだなぁ。そもそも塩のつけ麺ってあまりお目にかかれないよな) 澪「………」スー 澪(匂いも嗅いだ事のない匂いだ) 澪「………」ズズズ 澪(ほぉ~独創的な味だなぁ。魚介と何かの香辛料の風味がすごくオシャレだ) 澪(こんな味、初めてだなぁ)ズズズ 梓「ふーふー…ぁ、あわわ…」 澪(湯気でメガネが曇ってるwwあ、メガネ外した…) 澪(麺はつけ麺にしては細い。梓が頼んだ塩ラーメンと同じ麺だな) 澪「………」チュルッ!ズズズズズルッ!チュルチュル! 澪「………」ズルズルズルチュルッ! 澪(この麺すごくのどごしがいい。チュルチュルいける!) 澪(塩と魚介の風味がすっきり伝わってくる。牡蠣の臭さは思ったよりも少なめでおいしい) 澪(そしてこのベロンと大きなチャーシュー。これってどの部分だろう?普段チャーシューに使われてる肉の部分と違うよなぁ?) 澪(しかしすんごく柔らかそうだ) 澪「………」ハムッムゥッハムハムモグモグ 澪(味付けはそこまでしてないのか、つけ汁に入れるとおいしそうだな) 澪(肉自体は柔らかいけど、なかなか噛み切れない) 澪「………」モグモグモグ 澪「………」ハムッハフハフ! 澪(ご飯に合うなぁ、このチャーシュー。柴漬けも美味しい!)コリコリ 澪(そしてこの牡蠣!こんな大きな牡蠣がゴロンと三つも) 澪「………」ハムハム! 澪(牡蠣うめー!まさかラーメン屋で牡蠣を食べることになるなんて!) 澪(でももう少しつけ汁をアツアツにしてほしかったなぁ。冷めるのが早い) 梓「………」ハムハムチュルチュル 梓「………」ズズズ 梓「ふぅ……」ホッコリ 澪(梓、すごいホッコリしてる…幸せそうだなぁ~) 澪(ラーメン食べる梓はこんなに笑顔になるなんて…) 梓「………」ズズズズズ 梓「ふわ…」コトン 澪「どう?梓。美味しかった?」 梓「はい。美味しかったです」ニコニコ 澪「お、スープ全部飲んだのか」 梓「塩ラーメン、好きなんです…」 澪「おぉ、それはよかった」 澪(よーし。幸先いいな、当たりだ!) 店員「ありがとうございました~!」 澪「変わった味だったけど、美味しかったな」 梓「はい。こんなラーメン初めてです」 澪(ふふふふ) 澪「休憩がてら、そこらへん見てまわるとするか」 梓「はい」 3
https://w.atwiki.jp/2rou/pages/49.html
ラーメン二郎 大宮店 こちらは閉店済みの店舗です。営業中の新店については大宮公園駅前店を参照してください。 お知らせ:wikiのメニュー構成を変更しました 店舗に投票できるようにしました 1人一票です 各店舗にコメント欄を設けました 住所 さいたま市 大宮区 下町 1-25 休み 火・祝 営業時間 11:00~14:00 17:00~22:00 日 11:00~15:00 17:00~22:00 ※画像はまだ投稿されておりません メニュー ラーメン 650円、豚増しラーメン 750円、豚Wラーメン 850円 大盛ラーメン 750円、大盛豚増しラーメン 850円、大豚Wラーメン 950円 ミニラーメン 600円 つけ麺 750円、大盛つけ麺 850円 味付ウズラ 100円、魚粉 100円 トッピング ニンニク、ヤサイ、アブラ、カラメ テーブル小物 黒コショウ、醤油ダレ、唐辛子 ※画像はまだ投稿されておりません 麺 平打ち太麺 ぶた 厚切りで大ぶり スープ ヤサイ モヤシ7 キャベツ3 多め ニンニク 微細に刻まれたニンニク ブレ 概要 店主の加藤省吾氏は高田馬場店で8年間勤務し、2008年に大宮店を独立開業。 定期的に多様な小麦粉や豚肉を使った特別メニューを開発する事で好評を博する。 しかしながら『二郎ブランド』があるからこその盛況である事を理解しており、『自分の味を作り出したい』という欲求が高まり、ついに2016年11月30日を以て大宮店を閉店。 『二郎の名前を一切出さない』『ラーメン店を出店しない』という二つの条件付きでラーメン二郎グループを完全離脱。 その後は父の出身地である岐阜県鳥羽市に移り、そこから一番近い大都市である名古屋に肉うどん さんすけを出店。 メニューは基本的にはうどんだが、濃厚焼豚うどんという、うどんより細いがラーメンより太い麺、魚介出汁ではなく豚骨出汁、大量のヤサイとブタとニンニクのトッピングという、明らかな二郎系ラーメンを出して、二郎グループを脱退する際の条件の穴を突く(店はうどん屋で、二郎の名前だけは出していない)不義理を犯している。 臨時休業情報 (記入例:コメント「著者急病の為 byメルマガ」 該当日「2999年13月41日」) コメント 該当日 2012年8月下旬以降 -- 煮干しのつけ麺修了。8月31日まで昼・夜ともに鰹節のつけ麺販売。9月以降は材料売りきりまで昼のみ鰹節つけ麺販売。9月初旬につけ麺販売修了。 (2012-08-27 22 46 50) 2012年8月14日〜28日 -- 夏期休暇 (2012-08-12 08 09 20) 2999年13月41日 -- 著者急病の為 byメルマガ (2011-01-01 12 34 56) コメント欄 名前 }}} %E4%BA%8C%E9%83%8E%E3%80%80%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%BA%97 に関するツイート!function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http /.test(d.location)? http https ;if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+ //platform.twitter.com/widgets.js ;fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, script , twitter-wjs );
https://w.atwiki.jp/25438/pages/862.html
澪「………」スンスンスン 澪「………」スー… 澪「………」ズズズッ 澪「………」ズズズッ 澪「……うん」 澪「………」パキッ 澪「………」フー、フー 澪「………」ズルッ! 澪「………」ズルズルズル 澪「………」ハフッ!ズルズルズル 澪「………」ズルズル!ズルジュルチュルッ! 澪「………」ズルズ…ゴフッ!?ボゴォ!ゲホッ!ゲホッ! 澪「………」ゲホッ!ゲホッ!ンン…ゴクゴク… 澪「………」フー… 澪「………///」 ・・・ 店員「ありがとうございましたー!」 澪「………」 澪(恥ずかしぃー///!!!) 澪(朝のラーメン屋で麺をつまらせてむせるなんて…) 澪(しかも私がむせた瞬間、店にいたお客さんみんな静まり返ってたし…///) 澪(あうぅ…これは学園祭ライブの時くらい恥ずかしい……)ゴホッ!ゴホッ! 澪(………) 澪(あぁ~今日も寒いなぁ~)テクテク 通学路・・・ 律「おっーす、澪!おはよ~」 澪「あ、おはよう。りづ…」ゴホッ… 律「ん?どうしたんだ、風邪か?」 澪「ちょっと喉が痛くて、ひき始めかもな(ラーメンでむせて喉が変なだけだけど…)」 律「そっか。あんまり無理すんなよ~?」 こんにちは、秋山澪です。高校二年生、趣味は散歩とラーメン。 学校が休みの日は専ら一人、街でラーメンを食べ歩きながらブラブラしています、 今日も放課後になればいつもの仲間とお茶したり、お喋りしたり…あ、もちろん軽音部の練習もしています。 本当に毎日が楽しくて、もうずっと高校生のままでいたいです。私は今とても幸せです。 ・・・ 澪「でも何か足りないんだよな…」 澪(なんだろうなぁ…なんか最近、妙にむなしい。胸にポッカリ大きな穴が開いているみたいな…) 和「澪?」 澪「へっ!?」 澪「あ、和…なに?」 和「なにって、もう放課後よ?軽音部、行かなくていいの?」 澪「え、あっ…今行こうと思ってたんだ」 和「どうしたの?なんだか上の空みたいだったわよ?」 澪「あ、いや…別になんでもないよ。ちょっと新曲の歌詞を考えてたんだ」 和「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」 澪「あ、うん。私も部活に行こう…」 部室・・・ 律「………」パチンッ 紬「………」パチンッ 梓「zzz」 律「………」パチンッ 紬「………」パチンッ 唯「あずにゃん~」モフモフ 律「………」パチンッ 紬「………」パチンッ 梓「うぅ~…」 律「………」パチンッ 紬「………」パチンッ! 律(へぁ!?) 紬「………」ニコニコ 律「……ッ!」パチンッ 紬「♪」パチンッ! 律「!?」 律「ぅ………」プルプル 律「ま、参りましたぁ!」ペコリ 紬「ありがとうございました♪」ペコリ 律「いやぁ~将棋も面白いなぁ!テーブルゲームなんかトランプと麻雀くらいしか知らなかったけど」 紬「りっちゃん初めてにしては悪くない手筋だわ」 律「へへへ、そうかな///よし、もっかいやろうぜ!次もまたちょっと試してみたい事があるんだ!」 紬「ふふふ♪」 唯「あーずにゃん!」ダキィ 梓「うぐ」 唯「あずにゃんあったか~い♪」 梓「そう…ですか」 唯「ほーれほれほれ」ノドコチョコチョ 梓「ごろごろ」 澪「おーす」ガチャ 律「お、遅かったな澪」 紬「あら澪ちゃん♪」 唯「あ、澪ちゃん」グイグイ 梓「こんにちは澪先輩」ウグ…ウグ… 澪「お前らは今日も仲がいいな」 唯「でしょ~!あずにゃん、よしよしー」 梓「にあ~…」 澪「………」 コンコン 和「お邪魔するわよ」ガチャ 唯「あ、和ちゃーん!」 和「唯、また梓ちゃんで遊んでるの?放してあげなさい」 梓「うぐ…うぐ…」 澪「どうしたんだ?和」 和「律?」 律「…?…あっ!」 和「思い出した?」 律「すすす、すみませんでござる!」 和「明日まで待つから、ちゃんと提出してよね」 律「へへぇー!」 澪「まったく。律ぅ~?」 律「いやぁ…あはは」 ・・・ 唯「ムギちゃんこの黒ゴマ生八つ橋おいしいね!」 紬「ありがとう唯ちゃん♪」 澪(……) 澪「はぁ~また練習時間ほとんど無いじゃないか…最後に一度合わせるだけでもしないか?」 律「そうだな。かる~くな」 唯「ちょ、ちょっと待ってね!」モグモグ 紬「唯ちゃん、お茶よ」コポコポ 澪(はぁ~…) 澪「おーい梓?」 梓「zzz」 澪「またねてるよ」 澪「あーずーさー?」 梓「ぬ…ふわぁ…はい」ダラーン 澪「居眠りしてたら風邪ひくぞっていつもいってるだろ~」 梓「うぅ…zzz…あ、いや、はい。すみません」 澪「今日は一曲合わせるだけだけど、ほら」 梓「了解です…ふわぁ…」 澪(梓は普通にギター上手だし、勉強もできるみたいなのに…なんなんだろなぁこの抜けてる感じは) 澪(あんまり自分から話す事もないし、人と話すの慣れてない感じ) ・・・ ジャン! 唯「あ~私たちはもうずっと練習しなくていいね!ばっちりじゃん!」 律「さすが私の放課後ティータイムだな!これからもうずっとお菓子食べながら駄弁ってるか!」 澪「いやいやいや…」 澪(はぁなんか違うなぁ…) 澪(いや、演奏して少しは胸の“穴”が埋まった気がするんだけどなぁ) 澪(まだダメだ。なんだろう…これ) 日曜日・・・ 澪「こんな時はラーメンに限る」 澪「私の心を癒してくれる、数少ない物の一つだ」 澪「今日も食べまくるぞぉ。ふふふ」 駅ビル・・・ 澪「実は駅ビルのラーメン専門店街にはあんまり行った事がないんだよな」 澪「あんまりチェーン店って好きじゃないし、やっぱり食べるなら本場、本店でってイメージがある」 澪「まぁあくまでイメージの問題だから、チェーン店は味がどうこうとかそういうのを言いたいわけではないんだけどね」 澪「そこまでこだわりがあるわけでも無いし。美味しいラーメンが食べられればそれでいい」 澪「やっとついた…駅は広くて入り組んでるし、このラーメン街自体10階にあるし、たどり着くまでに軽く散歩できちゃうぞ」 澪「狭い通路、文字通り“小路”だな。いろんな店の匂いが混ざり合ってる」 澪「もう少しでお昼だけど、開店直後だからまだお客さんはそんなに来てないな。よしよし」 澪「どこにするかな~?今は割と重い感じの物を食べたい気分だ」 澪「あ、博多とんこつラーメンか。たまには豚骨もいいな。よ~し」 店員「いらっしゃいませ!食券機で食券をご購入ください」 澪「さてと…ここの看板メニュー、主力戦車はどれだ?」 澪「やっぱり初めて来たラーメン店では看板メニューを頼まないとね」 澪「ネギチャーシューメンかな?よし」ピッ 店員「食券お預かりいたしま~す!」 店員「ネギチャーシューメンですね~お席の方へご案内いたします」 澪(むっふぅー!なんて臭いだ!臭すぎる!!!ゲロはいちゃいそう) 澪(開店した直後だというのに床はヌルヌルだし。さすがはとんこつラーメン) 澪(こういうのもあるから、とんこつ系の店にはあんまり行きたくないんだよね。今日は休みだからいいんだけど) 澪「備え付けの調味料は…コショウ、ゴマ、ショウガ、ニンニク…辛子高菜。へぇ~、なるほどねー」 澪「にんにくは粒のままだけどこのまま使うのか?そんなバカな…」 澪「あ、もしかしてこれ?へぇ、この消火器の持ち手みたいなので自分で潰して入れるんだな、了解」 店員「おまたせしました!ネギチャーシューメンです!」ゴトッ 澪「いただきます」 澪「薄切りチャーシューが四方にはみ出してる。これを一か所にまとめてスープに浸しておく…」 澪「そしてまずはスープを…」ズズズ 澪「うん。この濃厚クリーミーな味わいは豚骨じゃないと味わえないよね」 澪「麺はよくあるストレートの丸細麺。いかにもトンコツラーメンって感じだ」 澪「………」ズルズル 澪「………」ハフッ、フーフー 澪「………」ズズズ、ズルズル 澪「………」ハムッ!モグモグ 澪「チャーシューは薄切りだけど、スープがよくからんで美味しいね」 澪「………」ズズズズ… 澪「ふぅ!濃厚なのにその割にはあっさりいただける。とんこつラーメンのいい所だよな」 澪「あ、何か薬味を入れて食べればよかった…つい食べるのに夢中になってしまった」 店員「ありがとうございました~!」 澪「突出した特徴は無いけど、とんこつラーメンのお手本って感じだな」 澪「とりあえず溢れ出る食欲を抑えることはできたし、満足満足」 澪「だけどまだまだ私の口、喉、胃、お腹は麺を欲している…」 澪「せっかく駅ビルのラーメン街に来たんだ。次の店に行くために、少し口直しがてら休憩だな」 ・・・ ポチッ…ガシャン 澪「とりあえずソフトドリンクでも飲んで落ち着こう」カシュ 澪「このオレンジジュース久しぶりにのんだなぁ…」 澪「炭酸のオレンジジュースが珍しくて、発売したての頃はこればっかり飲んでたよな」 澪「最近は極力、飲み物はミネラルウォーターで済ませてるけど」 澪「………」ゴクゴク 澪「ふぅ……」 澪(しかしここの吹き抜けの大階段、すごいよなぁ) 澪(この前、ここで中学生のウィンドアンサンブル演奏会とかやってたし、“大階段駈け上がり大会”なんかもあったなぁ) 澪(ここから転げ落ちたら一発で死んじゃうな…) 女A「この階段きつい~!エスカレーター使おうよぉ」 男A「まぁそういわずについて来いってwwwwww美味しいラーメンのための軽い運動だよwwwwww」 女A「そんなにおいしいのぉ~!?ここのラーメン」 男A「そりゃもうとんでもなくおいしいよ!wwwwww」 女A・男A「あはははははwwwwww」キャッキャッ 澪「………(チッ…)」ゴクゴク ・・・ 澪「なんかイライラしてたらお腹が減ってきたぞ!」 澪「次はどの店がいいかなぁ~?」 澪「つけ麺か。つけ麺もいいね」 澪「でももうお昼だし人がいっぱいでいい位置には座れなさそうだなぁ。店が極端に狭いってのもあるけど」 澪「どこにしようかなぁ」テクテク 澪「あ、ここは一度来たことがあるな。ここは札幌発祥で、味噌ラーメンが名物なんだ」 澪「結構席空いてるな。他の店はラッシュが始まってどこも列ができちゃってる…」 澪「よし。前に一度味噌は食べたから、今日はここのしょうゆラーメンを食べてみよう」ピッ 店員「食券お預かりしまーす!お席の方へどうぞ~」 澪「うん。この店は小奇麗で明るくて、落ち着けるなぁ…」 澪「他の店に比べて広々とした空間だし、壁が鏡張りなのがより一層解放感を生んでる」 澪「インテリアも整っててキレイだから、女性客が多い印象だ」 店員「正油ラーメンおまたせしました~!大変お熱くなっていますのでお気を付けください!」 澪「さてさてぇ、いただきます!ってレンゲはどこだ?レンゲが付いてないぞ」 澪「あ、席に備え付けてあるのか。そういえばそうだったな。忘れてたよ」 澪「結構スープの色が濃いんだなぁ、どす黒い」ズズズ… 澪「熱っ!つつつ…」 澪「これは大変お熱くなってるなぁ、ラードが凄く熱い。油がスープの上に層を作るほどの量だから、保温性もバッチリ!」 澪(ま、よく知らないけどね…)ズズズ… 澪「うほぉ~、なんかこう…すごく…!!!醤油!!!って感じの醤油味だ」 澪「既に完成した醤油ラーメンにまた後から醤油を入れたみたいな…それくらい醤油の味がすごく強い」 澪「でもほのかに苦味があって渋い味わいだなぁ。なかなかイケる」ズズズ 澪「うわぁ、麺も醤油が染みて黒くなってる。すごいなぁ」ズルズル 澪「あつつつつ…」フーフー 澪「………」ズルッ…ズル…ハム 澪(こういう少し太めの弾力がある縮れ麺ってすすりにくくて、無理にすすろうとするとスープがそこらへんに飛び散って嫌なんだよなぁ…) 澪「………」フーフージュル…ハム 澪「………」モグモグ 澪「おっ、この厚切りのチャーシュー、凄く味付けが濃い。噛むと肉汁のうま味と一緒にジワッと醤油の辛さと苦味が滲み出てくる」モグモグ 澪「………」ゴックン 澪「………」フーフーフー! 澪「………」ズルズルズル 澪「喉が渇く…水…」ゴクゴク 澪「ふー」コン 店員「ありがとうございました~!」 澪「はぁ~美味しかったぁ」 澪「階段を使うのはちょっとしんどいな。外寒いし、エレベーターで降りよう」 澪「………」テクテク 澪「………」テクテク 澪「はぁ…」テクテク 澪(ラーメン食べて満足はするものの、それは食欲が満たされるだけ……心の穴は埋まらないなぁ…) 澪(ホントなにが足りないんだろう…) 澪「………」テクテク 澪「ん…?」 澪(あ…!!) 梓「あ…」 梓「澪先輩」 澪「あ、梓!よ、よう。偶然だな…こんなところで…」ドキドキ 梓「こんにちは」 澪(くそぉ!こんなタイミングで知り合いに遭遇するなんて!しかも後輩の梓) 澪「梓一人か?」 梓「はい」 澪「梓も、ラーメン食べに来てたのか?」 梓「はい」 澪「へ、へぇ~(女子高生が一人でラーメン専門店街に食べにくるなよ!)」 澪「今日はなんだ?買い物か何かか?」 梓「親が今日旅行先から帰ってくるので…駅まで迎えに。その前にここでお昼を済ませてました」 澪「そっか…(なるほどね…)」 澪「あ、この店、美味しかったか?(京都発祥の鶏がらベースの背脂醤油ラーメンの店か)」 梓「はい。ちょっとしょっぱかったですけど、背脂多めの割にはあっさりしてて美味しかったです」 澪(なんとなく聞いただけなのに、すごく具体的な感想だな) 澪「梓もラーメン結構好きだったりするのか?」 梓「はい」 澪「そうか(なんか意外だな)」 梓「あ、もうすぐ親が着くころなので…」 澪「お、おう。じゃあまた月曜日な」 梓「また明日です」 ・・・ 澪「びっくりしたなぁ…梓とあんな所で出会うなんて…」 澪「休日に好き好んで一人でラーメン屋に行く女子高生なんて私だけだと思ってたぞ…」 澪(それにしても…いつも無表情の梓が、今日は心なしか少し微笑んでいた(?)なんだかすごく機嫌よく見えた気がした) 澪(休日にボッチの先輩を目撃して嘲笑ってるって感じでもなかった。なんかこう…“満たされてる”って感じの…) 澪(食事の後だからか?でもいつものティータイムの時はそんな風には見えなかったし…) 澪(やっぱりラーメン好きなのかなぁ…) 2